ソーシャルレンディングをやってみたいと思っても、どういう点に気を付けてやればいいのか分からないと、あと一歩が踏み出しにくいですよね(>_<)
そこで今回は、ソーシャルレンディングを安全に行う為の5つのリスク管理をご紹介します。
これらのリスク管理を行えば、ソーシャルレンディングで損をする確率は限りなく低くなり、固く利益を積み重ねられます。
それでは、一つずつ順に見て行きましょう。
①あまりに利率の良い案件への投資は避ける
ソーシャルレンディングには、たまに年利10%以上の高利率案件があります。
「10%ってことは1000万円預ければ1年で1100万円になるの?( ゚Д゚)ウヒョー」とアガる気持ちは分かりますが、高利率案件ほど延滞や貸し倒れの可能性は高くなるので要注意です。
普通に考えて、高利率になればなるほど、お金を返す側は苦しくなりますから・・・。
参考までに言っておくと、私は年率8%を超える案件にはほとんど投資をしません。5~7%くらいの案件に投資することがほとんどです。
あなたもソーシャルレンディングをするなら、投資する案件は年率~7.9%までに抑えた方が無難ですよ。8%を超える案件は、「話が美味し過ぎる・・・」と疑うくらい慎重で丁度いいです。
②極端に貸し出し期間の短い案件への投資は避ける
ソーシャルレンディングには、貸し出し期間が3ヶ月や4ヶ月など、極端に短い案件があります。
「3ヶ月で元本が返ってくるなら安心だ( ´∀`)ホッ」などと思ってしまうかもしれませんが、ちょっと待てです。
3ヶ月や4ヶ月で返せるなら、どうしてわざわざ借りるの?ってなもんです。自転車操業感がハンパなく、その場凌ぎに借りたい感プンプンです。こいつはくせえッー!
このような案件も延滞や貸し倒れになる確率が高いため、投資するのは止めておいた方が良いでしょう。投資するなら、貸し出し期間が6ヶ月を超える案件にするのが無難です。
③極端に貸し出し期間の長い案件への投資は避ける
先ほどとは逆で、貸し出し期間が24ヶ月や36ヶ月など極端に長い案件、こちらも少々危険です。
一見、「元本を返すまでに十分な期間があるのだから安全なんじゃないか?」と思うかもしれませんが、2年や3年経てば企業の状況だって変わります。
今はお金を返す算段があっても、2~3年後は経営が苦しくなっていて、延滞してしまうかもしれない。最悪倒産して、貸し倒れになる可能性だってあります。
以上のことから私としては、貸し出し期間が短すぎくもなく長すぎくもない6ヶ月~15ヶ月の案件に絞ることを推奨します。
④1案件にお金を集中させない
1案件にお金を集中させると、万が一貸し倒れが起きた時に致命傷になります。
例えば軍資金が100万円で、その100万円を1案件に集中させて、もし貸し倒れが起きたら100万円が全部パーです(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
そのようなことにならないように、1案件に投資するお金は「軍資金÷50~100」にしましょう。軍資金が100万円なら、1案件に投資する額は1~2万円ということですね。
これくらい1案件への投資額を抑えていれば、100案件に投資して1件や2件貸し倒れが発生しても利益が上回ります。※平均利回りは5~6%と想定
1案件ずつ投資の申し込みをしていくのは少々面倒臭いですが、貸し倒れが起きた時のことを想定して、案件の分散は必ず行いましょう。
⑤1社にお金を集中させない
案件だけではなく、ソーシャルレンディングの会社も分散した方が安全です。
1社だけを使ってると、その会社が急に延滞や貸し倒れが増えた時、はたまた倒産なんてことになった時、損害が大きくなってしまいますから・・・。
かと言って、むやみやたらに口座を増やして、微妙そうな会社まで使っては逆にリスクが増えるだけです。
なので、評判も高く信頼できそうな会社の口座を2~3つ作るくらいで丁度良いと思います。(それ以上は良さげな会社があれば増やすという感じで、無理して増やさない。)
私のソーシャルレンディング会社の評価は下記にまとめているので参考にしてください。
まとめ
ここまでに挙げた5つのリスク管理をまとめます。
- 年利8%以上の高利率案件は避ける
- 3ヶ月や4ヶ月など貸し出し期間の極端に短い案件は避ける
- 24ヶ月や36ヶ月など貸し出し期間の極端に長い案件も避ける
- 1案件にかけるお金は「軍資金÷50~100」にする
- ソーシャルレンディングは2~3社を併用する
現状ソーシャルレンディング業界は貸し倒れが少ないため、慣れてくると「どうせ貸し倒れなんて起きないだろうからテキトー、テキトー」なんて気が大きくなりがちです。
しかし、貸し倒れはいつ起こるか分からないので、油断することなく、本記事で示した5つのリスク管理を徹底しましょう。
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